カテゴリー : Eagle

Micro Quad Copter X-Typeの基板設計(その5)

全部入りの基板設計した後で「Fusion PCB」に発注してあった基板ですが1週間程度で到着しました。10枚頼んで11枚入っていました。(やはり小さい文字はつぶれてしまいますね)

リフローの実験まだなので部品載せられないのですけれどテスト出来る状態に来週中ぐらいで組み上げたいと思います。

SONY DSC

テストに問題がなければですが、これからの予定としては最小構成のフライトモデルをRev1として制作してテスト予定です。(PS3コントローラーでのコントロール)その後、問題がなければ本命のモジュラー形式で制御系を入れ替えられるRev2を作ってサブボードとして手動制御(Bluetooth/赤外線/PPM)/自律制御の4種類を作成する予定です。

基板構成はどう考えても4層にしないと部品を納められないと思われるので4層を基本として考えたいと思います。ルールを変更して何とかFusion PCBに注文したいところですが、無理だった場合にはPCBCARTでしょうか。

Micro Quad Copter X-Typeの基板設計(その3)

詰め込める物は詰め込んで、Eagleで基板の回路設計とかをしてみました。どう考えても乗らないでしょ…。Orz

そう考えると、「Crazyflie Nano Quadcopter」はよくあのサイズに回路を詰め込んできましたね。向こうとこっちの差はCPUの数と無線系の回路ですが、そのあたりが増えている分こちらの方が不利ですね。

クリップボード

クリップボード2

OpenSCADで出力したDXFデータをEagleに取り込む方法

最近はもっぱらOpenSCADを使ってベース設計をした物をSketchUpにインポートして設計していることが多いです。

基板の設計というか外形設計をOpenSCADで行ってからEagleに取り込めれば便利なので試してみたところ結構手順が必要だったのでメモしておきたいと思います。まずは、OpenSCAD側で3DのデータはそのままではDXF形式で出力することが出来ません。そのため2Dデータに変換してから出力する必要があります。

  1. 出力したいオブジェクトを「projection(cut=true)」でグループ化
  2. Design→Compile and Render (CGAL)→Export as DXF…でDXF形式で出力(かなり時間がかかります)
  3. micromagic systems – homeのサイトより”dxf2scr.zip”をダウンロード&解凍して「dxf2scr.exe」を実行
    クリップボード実行時画面
  4. 上段がインポートするDXFファイルで下段が出力するEagleスプリクト名称です。
  5. 名前を入れたら「CONVERT」をクリックして変換
  6. EagleのBoardよりFile→Scriptより「4」実行時に指定した出力ファイル名を指定して開くことでDimansionレイヤーに取り込まれます。

Eagleライブラリ更新(7セグメントLED)

使うこともあるかもしれないと思い、秋月のドットマトリクスLEDをライブラリに追加しました。

今回追加したデバイスは以前のライブラリに追加して以下の2点です。

  • OSL641501(赤色ドットマトリクスLED[8x8ドット])
  • C-2AA0SRDT(赤色LEDドットマトリクス(16×16))

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■参考情報

赤色ドットマトリクスLED[8x8ドット] OSL641501-ARA: LED(発光ダイオード) 秋月電子通商 電子部品 ネット通販 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-05163/

赤色LEDドットマトリクス(16×16) C-2AA0SRDT: LED(発光ダイオード) 秋月電子通商 電子部品 ネット通販 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00789/

Eagleライブラリ(7セグメントLED)

今回の「Arduino(sanguino)を使ったNTP時計」を作るにあたってEagleのライブラリを作成しましたので公開しておきます。 ※:実際には公開されていたライブラリ(display-kingbright.lbr)の修正版です。

修正箇所としては以下の2点を修正しています。

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ライブラリに含まれているデバイス
■7セグメント 0.56inch(1-4桁) 1inch 1.8inch
■16セグメント 1.2inch
■ドットマトリクス ・2inch