カテゴリー : RepRap

Orca 042をABS対応に改修

PLAでのプリントはうまくいくようになったのでABSでのプリントでもためしてみるかということで試した所結果は散々なものとなりました。

結局、以下の様な修正を行なって安定したプリントが行えるようになりました。

  • エクストルーダーをV10⇒V10bに換装
  • エクストルーダーにフィラメントガイドを新しく設計して取り付け
    (PLAでうまくプリントできた状態なのですがフィラメントが座屈する様になってしまったのでガイドを新たに作成)
  • Y軸ベルトホルダーを新しく設計して変更
    (ベルトが緩むのでちゃんとした溝付きのパーツにしてしっかり噛みあうように)
  • Y軸キャリアに放熱用シート貼り付け
    (キャリアの温度が結構上がります、PLA素材のパーツが心配になるぐらいの温度だったのであまりを貼り付け)
  • プリントベッドのヒーター用抵抗の取り付けにCPUグリスを使用)
    (効率良く熱を伝えてあげないといけないかなと思うあまりのグリスを塗ってみました)
  • プリントベッドへの電源配線変更(1.25)してはんだを鉛フリーはんだに変更)
    (流れる電流量の関係から配線の太さが不安だったので交換、鉛フリーはんだは融点が高いので変更)
  • プリントベッドのヒーター用電源を24Vのスイッチング電源に変更(ベッドを110℃迄上げるには電圧を28Vまで上げる必要がありました)
  • ファームウェアを最新版に変更(RC3-61-g0a31ccb)

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iPhone5用のケース作成中2

すでに明日は発売日ですがまだうまくいきません…。

強度的に問題があるのでデザインを修正してこんな感じになっています。

iPhone5用のケース作成中

iPhone5が週末に発売です。

買うことは確定なのですが、SIMフリー版がdocomo-SIMで動くかが不明なのでとりあえずau版を買おうと思っています。iPhone4で使っているケースは「GILD design」の物を使っていたのですがiPhone5用が出るのは10月の半ばになってしまう様です。せっかく3Dプリンタもあることですのでそれまでの繋ぎのケースを自作してみようと思いまして作成中でございます。

今回もOpenscadでがんばってみましたけれど、結構限界かもしれません…。

とりあえず、現状データだけは出来た感じで出力はこれからです。

Orca 0.42でのプリント精度

前回はテストプリントで0.1mm積層を試してみたのですが問題なく積層出来ましたのでどのあたりまで積層の厚みを追い込めるかを確かめるべくテストしてみました。

機体の改修しているのでキット標準とは若干違うと思いますが、パーツを交換すれば同じ精度が出るはずです。(ホットエンド改修がちょっと面倒ですけれども)

精度に影響しそうな改修箇所は以下になります。

  •  XYZ軸のベルトプーリ使用ベアリングを624ZZ⇒F624ZZに変更(Y軸は取り付け方法を変更)
  •  XY軸のステッピングモータにダンパー(D4CL-5.0F)を装着(放熱用のシートをモーターに貼り付け)
  • センサー(EPCOS 100K Thermistor (B57560G1104F))を軸近くに耐熱シールで埋め込み
  • エクストルーダーのアイドラーベアリングを形式不明⇒608ZZに変更して位置を変更
  • 制御用のAVRと基板をGeneration 6 Electronics⇒Arduino MEGA/RAMPSに変更(1/8⇒1/16に変更)
  • ホットエンドノズル用のクーリングファンの取り付け
  • Pully Center for Y-Axis Belt Guideをプリントして取り付け

今回のプリントは「Standing Owl with flat bottom layer by Hackens」をモデルとして使っています。

基本パラメーターは以下を使用して、「layer_height」のみ変更しています。

filament_diameter = 1.75
nozzle_diameter = 0.35
fill_density = 0.25
perimeter = 2
temperature = 190
bed_temperature = 50
perimeter_speed = 45
retract_length = 0.75

左側から0.1/0.075/0.05/0.035/0.02mmの順番

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Orca 0.42用のノズルクーリングファン改

Orca 0.42用のノズルクーリングファン」を取り付けてからそこそこ快適にプリントできる様になっていたのですが、やっぱりというか片側だけで支えていたのが原因でホットエンド側が若干下がってきました。クーリングファンを回し始めるまでの時間で温度が上がってしまうのが原因の様で、プリントした物に接触すると位置がずれたり積層がうまくいかなかったりで付けている意味が無くなります。

しょうがないので両側で支えられる様に若干改良しました。
ただし、チョットプリントしにくい形になってしまっているのは否めないです。

Orca 0.42電源周りの状況

そうでした、110WのAC-DCアダプター(ヒートベッド用)が壊れました。(実際にはおそらくリセッタブルヒューズが燃えました) 毎回かなり高温になっているので危ないかなと思っていたのですけど、これを使うときには冷却をちゃんとするか方法を考えたほうが良いと思います。

その後、余っていたATX電源を流用したのですがどういじっても12.5V以上に電圧が上がらないです。 しばらくは、そのまま使っていたのですがヒートベッドがあたたまるまで10分程度かかるようになってしまったので、純正状態だと70W+110WのAC-DC電源を2つ使用するような状態ですが変更したいと思います。

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Orca 0.42用DualExtruderの進捗状況

なんだかんだで色々と試行錯誤しながらようやくここまでたどり着いた感じです。 エクストルーダー部分は2つに分割して組み合わせる形に設計を変更した所なんとか収めることに成功しました。

■OpenSCAD

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3DデータはThingiverseで一部公開しています。

Orca 0.42用に自作したパーツなどのCADデータは「Thingiverse 」にて一部公開しています。

翻訳付けるの面倒なものは公開していない雰囲気でお願いします。

★現在公開中

3DプリンタをWindows7(64bit)で使用する接続環境の作成

Reprapはオープンソースですのでソフトも組み合わせが無数にある中から必要な物を選ぶ必要があります。
このあたりは、ネット上に情報があふれているので特に問題ないと思うのですが…。(溢れすぎていて問題がありますね)

現状で正常に動作する組み合わせを念の為に記載しておこうと思います。
なんというか、忘却録というか、バックアップですね。

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Orca 0.42 全体/各部写真

情報が不足している面もありますので各部写真を撮ってアップしておきたいと思います。
改造後なので一部参考にならない部分もありますけどそれはご勘弁下さい…。(特に電気系)

写真をいっぱいアップしていますので見たい人は開いてください。

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