Orca v0.42 のキットを製作中3
ようやく安定したプリントが出来るまでに完成して来ました。
写真とか入れてちゃんとした物を書いておきたいのですが、とりあえずは経過報告という感じです。
原型からのアップグレード箇所（改修箇所）などを書いておこうと思います。
各テーブル間のケーブル配線には「Orca 042 Cable Chain Set 001」を使用（X軸には使用せずにスパイラルチューブとレールを使用）、 Xテーブルの動きにつられて結構揺れるので足元は「Orca V 0.4x feet」で動きにくくしています。
テーブルが暗くて印刷中の物が見づらいのでテープLEDを使ってライトを取り付けました。（調子に乗って大きいの付けたら発熱がすごいので連続点等は…。）
タイミングベルトのガイドに使っている624ZZはF624ZZに変更しています。（フランジ付きベアリング）
ついでに、Y軸のベルトガイドは原型ではベアリング3個使用を2個使用に変更しました。これも、変更したら音が静かになりました。タイミングベルトの鳴き防止にイイかもしれません。
YZテーブルの横方向の寸切りネジは300mmのステンレスに変更しています。
XY軸のステッピングモータにはダンパー（D4CL-5.0F）を付たら音が静かになりましたです。（脱調対策になるのか？）
Z軸用のエンドストップは可動範囲を拡大して取り付け方法を変更。
エクストルーダーのボックス用の横方向固定用のキャップボルトは60mm⇒55mmに変更、 エクストルーダーギア用のキャップボルトは60mm⇒65mmに変更
エクストルーダーボックスの上部にPTFEチューブ（内径2mm）を付けてフィラメントの送りを改善
ホットエンド部分の上部パイプの穴径を2.0mm⇒2.1mmに修正したうえ組み方を変更して上部のボルトは使用せずにそのまま取り付け。（ヒーター固定用ネジはプラスネジに変更）
※：フィラメント送り時に送り時に付くプーリーの歯型部分が送り圧力に負けて挫屈するのでできるだけホットエンド部分への入り口をプーリ直下にする必要が有るため
サーミスタは純正を使用せずに取り付け穴を拡大してからセンサー（EPCOS 100K Thermistor (B57560G1104F)）を軸近くに耐熱シールで埋め込み。
スプーラーホルダーは「Universal Spool Roller (86 to 102 mm Width)」を使いました。
なんだかんだで一番苦しめられたのは、エクストルーダー（ホットエンド）部分の調整というか、改善というかにかなり手こずりました。
ようやく安定して動作するようになってきたのであとはパーツをアップデートでもしますかね～。（もう既に結構変わっているですけれど）
できれば、LCDを付けて動作が見れるようにしたいと思っているのですけど、標準の「Generation 6 Electronics」だとAtmega644Pなので容量足りないんですよね…。
何とかしようとすると、制御系をArduino MEGA+RAMPSに更新してあげないとダメということです。何故か物は既に手元にあるのでステップモードを1/16にしてからLCDとSDカードでも取り付けてみます。ついでに、ステッピングモータを0.9度ステップに変更してみますかね…。エンドストップはそのまま使えなさそうな雰囲気があるのですけれども…。
交換用に途中まで組んだ「Arduino MEGA+RAMPS」
いま、mendel-partsのHPを見たら「Orca 0.43」とか出ているのですけれども…。
まだ完成していないのに次が出るとはどういうことだよ～！というか、早くマニュアルだけでも何とかしてよ…。
失敗作…、いまはもっと増えてる…。
■参考情報
Orca 042 Cable Chain Set 001 by vela3 – ThingiverseOrca V 0.4x feet by Chri – Thingiverse
Universal Spool Roller (86 to 102 mm Width) by dynai – Thingiverse
LED Stripe Holder by capitaenz – Thingiverse
定電流方式ハイパワーＬＥＤドライバモジュール（１Ｗ１個）: 半導体 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
テープＬＥＤ（連結可能） 超高輝度 白 １５ＬＥＤ ３０ｃｍ: LED(発光ダイオード) 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
コメントはまだありません。