Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その12)

MFT2013の会場で格安入手した「Arduino Leonardo」を使っておおまかな機能検証とピン配置の確認を終わりました。

IMG_6204res

その辺りを踏まえて、2号機でのテスト結果も合わせると回路の方も結構修正が必要になってきました。それと、振動対策からPCBフレーム側にも修正が必要なこともわかりました。以上の点から変更点をまとめてみますとどうなるかといいますと…。

フライトテストモデル概要(3号機)

■機体サイズ

  • 部品サイズの縮小でフレームサイズ(ベース)をMAX50mm⇒46mmに変更
  • 振動対策でアームの太さを5mm⇒4-4.5mmに変更

■部品サイズの縮小

  • MPU/FCU/USBをQFP=>QFN
  • I2C変換部分をTSSOP⇒VSSOP、プルアップ抵抗を集合抵抗に変更(0402×2)

■回路修正

  • FCUをATMega328P=>32u4に変更
  • USBチップのロジックレベル変換回路を新規設計(1⇒2チップ構成)
  • 5V系のステップアップ回路を新規設計(MAX120mA⇒600mA)
  • 3.3V系のLDOへの入力をBAT⇒5Vに変更(電圧変動が大きいため)
  • 気圧センサー(BMP085)は精度が高くないため削除(超音波センサーの増設に対応のためI2C出力(5V)端子をつける)

■部品配置の最適化

  • 現在古い回路と配線を引きずっているので無駄な引き回しがあります。基板をブロック毎に仕切って最適化。

書き出してみるとほとんど作り直しなんじゃないかと思うんです。位置的に動かないのは中央に搭載したジャイロぐらいじゃないかと思います。400本手配線ですか、来週中には配線が終わると期待したいです。

そうそう、忙しくて基板が出来ているのですが全然テストしていないブレットボードに挿せるW5100/MAX3421Eの基板を来週あたりでテストしてみたいと思っています。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

 
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。