Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その24)

だんだん埒が明かなくなってきたので5号機(Bata版)として作成しなおした基板を使って機体全体でのモーター出力の計測をしてみることにしました。この基板は電流量を大きくするべくパターンいじってるので、計算的には流れるはずなんですが…。

今回は単純にこんなかんじで計測することにします。基板にモーター&プロペラと駆動用のFET周りのみを実装してテストします。電源は、このためだけに定電圧電源を購入しましたよ、ちくしょう…。5Aも流せる電源うちにゃあございませんでした。

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電源をモーター回路に直結 して計測(4.1V設定)

  • モーター配線を基板にハンダ付け:72g(18g/個)
  • モーター配線をJST-ZHコネクタ経由:75-76g(19g/個)

⇒なぜかハンダ付けの方が推力が低いです。接触面積とかの関係かもしくはずっと使っているモーターを使ったからなのか…。ZHコネクタ経由で接続した方が安定した結果が出そうなので、テストはコネクタを実装でいきます。(0.5g/4個)

※:電源からはAWG20、各モーターにはAWG22で配線して電流は安定化電源側の表示でだいたい4Ah程度流れています。

基板のバッテリ接続コネクタに電源を直結(モーター接続はZH仕様)

  • 基板単体: 74g
  • 外部配線(AWG32):74g

※:修正した基板では基板単体でモーター直結とほぼ同等の出力が出ています。外部配線しても特に変化が認められませんので今後は外部配線は不要のようです。

基板にバッテリコネクタを実装して電源はコネクタ経由-外部配線(AWG28)

  • RCYコネクタピンをカシメのみ(コネクタ基板間AWG22):73g
  • RCYコネクタピンをカシメ&ハンダ付け(コネクタ基板間AWG22):72g
  • RCYコネクタピンをカシメのみ(コネクタ基板間AWG20):73g
  • EHコネクタをカシメのみ:73g
  • EHコネクタをカシメ&ハンダ付け:74g

※:EHコネクタ(0.2g)/RCYコネクタ(1.0g)

上記の結果、5号機からの実装には以下の方針で実装します。

  • モーター接続は端子にハンダ付けもしくはZHコネクタ経由(コネクタ経由は0.5g増)
  • バッテリ接続用のコネクタはEHコネクタを使用してカシメた後ハンダする

4号機がそのままで飛ばなくて外部配線とかして飛んだ理由はだいたい分かりました。まずは、バッテリ側のコネクタの電流制限、次が基板側の電流制限の2点でした。今回の5号機ははじめからそのあたりのことを踏まえてPCB修正していましたので問題が解決されていることが確認出来ました。

5号機の組み立てを始めます。これで飛ばなきゃもう知らんよ…。

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