Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その33)

先月の終わりぐらいからモーターマウンタを量産するにはどうすればよいかを検討していたのですが、色々なところに発注していたマウンタがまとめて届きましたので検討したいと思います。

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■某所に注文したABS
(FDM:素材:ABS)

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こんなものは求めていない。自分で出力したほうが程度が高い…。少し触ったら折れるとか、モーターマウンタで強度いるって言ってるのにどうなっているのかと小一時間ほど問い詰めたい。Orz

■Form1でプリントした物
(光造形:素材:アクリル)

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一番手早く作成できるのでテスト向けにはいいが衝撃にはあまり強くない。
壁に当てるぐらいならいいが1m位から落とすと折れる。

DMM.makeでプリントした物
(粉末造形:素材:ナイロン)

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かなり強い衝撃でも問題なし、折れたことがないので非常に優秀だがコストが高い。

Shapewaysでプリントした物
(粉末造形:素材:(Strong & Flexible Plastic)ナイロン?)

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DMMのナイロンと同じものに見える、ポリッシュしていない状態がDMMの物に近いです。納期がそんなにかからないのならこれでもいいのかもしれませんが今回は見送ります。レジン注型したのがある程度の数あるのも理由です。

IMG_6642上:DMM/下:Shapeways

(粉末造形:素材:(Elasto Plastic)エストラマー)

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ジャイロに余計な信号が入らなくなって安定度が増しました。でも、ちょっと柔らかすぎる感じで妙にコントロールがうまくいかなかったりするので今回見送ります。落としても跳ね返るぐらいの弾性がある面白い素材です。

■光造形した物を原型としてレジン複製した物(()喜久屋
(光造形を原型としてレジン複製)

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国内で完結することと少量の量産であればこの程度の精度で問題なし。コストもまあ納得できる範囲

総合結果で、レジンで複製したものが値段的にも納期的にも満足できるものでしたので量産機はレジン製とします。

★上がってきた配布用の基板

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そろそろ、ちゃんとした名前を考えてあげないとね。

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