WikipediaをEPWING形式に変換する(EPWING圧縮)

EPWING形式の辞書を作成したが容量が大きい場合には圧縮することが可能です。

変換後の素の状態での容量の概算をしてみると…。
おそらく、現状のWikipedia日本語版で4GB程度、英語版になると19GBを超えてしまいます…。

ですので、現実的にも圧縮したほうが便利に使えると思います。

EPWING作成後の辞書の圧縮

EPWINGを圧縮するためのソフトとしては有名所で以下の2種類があります。

EB Library
http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/eb/

WinEBZip(EB Libraryでの辞書圧縮に必要)
http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/winebzip/

EBPocket, EBWin – EPWING/EB Viewer for PocketPC,WindowsCE,Windows
http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/EBPocket.html#download_win

※:ちなみに、EB Libraryとebzipは4.4以降で、EBWinは3.01以降で4GB超の書籍に対応らしいです。

というわけで、今回は独断と偏見で「EBWin」を使って辞書を圧縮していきたいと思います。

1.上記より、Unicode版をDownloadしてインストールします。

2.前回の「WikipediaをEPWING形式に変換する(Wikipedia変換)」で作成されたZipファイルを作業容量(7GB程度)がある場所に展開します。
※:ファイル名は今回は「wikipedia-fpw-20091202.zip」ですが実行時に使用したwikipedia-fpwによって最後の数字の部分が変わります。

3.「スタート」→「すべてのプログラム」→「EB Series」→「EBShrink」の順でインストールプログラムを起動します。

4.エクスプローラで、”3.”で展開したフォルダを EBShrink にドラッグ&ドロップします。

 設定終了時画面

Output path => (原則何も入れない)

zip Level  => 「5」

Keep original file => チェックを外す
copy directory tree => チェックを外す
Speedup index sccess => チェックを外す

5.「Shrink」をクリックして圧縮処理を行う。

 圧縮終了時画面

※:もしも、オリジナルの圧縮前データの削除に失敗した場合には手動で以下のファイルを削除する。

6.”3.”で展開した中身のデータが圧縮されていますので通常であれば「WIKIP」以下がEPWINGの辞書データとなります。
ちなみに今回は圧縮終了後で1.06GBとなりました。

7.使用目的に合わせて辞書を転送する。

と言う訳で、EPWINGの変換に関するなんだかんだは以上です。

今回は、かなり苦労しました…。どこかに書いてあると高を括っていたんですがどこにも書いていないし、間違った情報とかも結構あって大変でした。

皆様のお役に立てれば幸いです。

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