Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その18)

まずは、ついに(ようやく)3号機が初飛行に成功しました。そして、実装&飛行して回路側に修正が必要な部分と部品配置に問題がある部分が分かったのでPCBを修正しました。本来であれば、コード修正を先に行うべきなのですがPCBは注文してから手元に届くまでに2週間程度が必要なので手順を逆にしています。注文してからゆっくりコードいじったりモーターマウンタの再設計をしたいです。実際は、パターンカットとか色々やりながら3-2号機を完成させるよりも4号機を設計しなおした方が早いとの判断でした。途中経過の3号機を複数作っても部品代の無駄ですし。

さてさて、予定では4号機を作ってからα版(人柱版)を作る予定だったのです。
ですが、基板を修正してみたところ大きな修正箇所はなさそうな気配なので4号機=α版として作っていこうと思います。

■基板イメージ(4号機/α版)

MQCX_FlightBoard_3v60_FMQCX_FlightBoard_3v60_B

そうは言ったものの、結局のところ結構修正しました…。
・MAX3421Eリセット回路修正
・コンデンサ位置修正(USB-Aコネクタと干渉のため)
・間違ってLED配線を貫いたVia位置修正
・MPU-6150/MAG3110のI2C配線修正
・FCU/MPU近くにコンデンサを追加
・バッテリ電圧測定用の回路を追加(ノーコン対策)
・MAG3110の向き修正(電源ライン取り回しのため)
・USB電源ライン用ジャンパ追加(FCU)
・電源パターンを再度見直し

最後の最後までMAX3421Eに苦しめられている感じです。毎回の回路修正がデフォルトですがこれで終わって欲しい…。

■今後の予定

  • 3月中旬:4号機/α版の完成(フライトテストモデルの完成)
  • 3月終わり:α版の機体を希望者に配布
  • 4月以降:α版の結果を踏まえてβ版の設計配布を行います。

※:コードと回路図についても公開予定(オープンソース予定)

テスト用の4号機/α版は色々と余分なパターンが載せてあります。融通は効くのですが重くなる&実装が面倒なのでβ版以降は回路修正も含めて簡略化予定です。最終的には、LED関連をすべてオミットして軽量化(機体形状変更&外部接続用端子付き)と現在の全部載せの2種類の機体を作れればと考えています。

そして、配布価格ですが…。α版は現状で2万円前後、ベータ版以降は2.5万位を予定しています。(PS3コントローラ無し/USBドングル有り)部品実装からチャレンジしたい方向けに基板だけも用意する方向で考えていますが、0.4mmピッチのMAG3110とチップ横にランドがないMPU9150が辛いかもしれません。
※:小型部品ばかり&チップ単体が高いのでどうしても価格が高くなってしまいました。

★3号機の各部写真

★α版の配布希望の方がいらっしゃいましたらご連絡(Twitter/Facebook/Blog/Mail)いただければと思います。

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