Orca 0.4x用ダイレクトエクストルーダー

前回前々回とダイレクトエクストルーダーギアについて書いてきましたが、まとめた上で設計変更を繰り返してようやく完成したダイレクトエクストルーダーです。

orca_micro-extruder_v1-22

結局のところ、DualExtruderがうまく動かなかった原因はエクストルーダーギアにあったという結論です…。Orz

orca_micro-extruder_v1-22_2SONY DSC

エクストルーダーギアは3つのベアリングでホールドする構成になりました。(こうしないと位置が動く)そのため、アイドラー保持のためのボルトがスタッド形式になっています。クイックリリース機構も考えないではなかったのですが、今回は見送りました。実際にはフィラメントの交換作業はアイドラー外さなくても出来ちゃうんです。なのでこのままでも実用上問題ないと踏んでいます。

色々と勉強になったと思いますが、かかった時間と金額を考えると泣きたくなりますね。まあ、それが面白いのでやっている面もありますけれどね。

さてさて、ダイレクトエクストルーダーですがプリントするとなかなかいいですね~。自己満足ですけれどもね。 組み付け前と後の比較写真を撮るの忘れちゃったのですけれど、並べて撮った写真です。高さが低いしおもちゃみたいです。

SONY DSC

重さも半分ぐらいになった感じなので、デュアル構成にしても元の重量とほぼ変わらないと思われます。それになりより、フィラメントの射出が以前に増して安定しました。

DEFAULT_AXIS_STEPS_PER_UNITの設定値を晒しておきます。
”#define DEFAULT_AXIS_STEPS_PER_UNIT   {64.05, 64.05, 1934, 847}”

DualExtruderは前のまま取り付けようとも思ったのですけれど、せっかくなので今回の設計したものを拡大発展させてみようと思います。 現状で、形の大枠だけはできてきたイメージですけれど最終的な形にするにはもう少し時間がかかりそうです。

orca_micro-dual_extruder_v1-5作りかけのDualExtruder

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