Orca 0.42でのテストプリント
こちらのサイトを見ると、Mndelmaxで色々とテストプリントをされています。
Orcaを使ってプリントするとどの程度の結果となるのか見てみたかったので同じものをプリントしてみたいと思います。
形状が複雑な方が良いので「Sappho’s Head (slic3r friendly included)」をプリントしました。(印刷時間は8時間少々)
結果的には失敗というかうまくいかなかった場所は2箇所でした。
・さすがに顎の先の飛び地になっている所(構造上サポート無しでは無理)
・オーバーハング90度以上で横方向への移動量が大きい所(layer_heightを小さくするかperimeterを大きくすればなんとかなるかも)
クーリングファンの力でしょうか、温度195℃で射出なのでノズル先で185℃位だと思いますけれそこそこ高い温度でここまで安定すると嬉しいですね。 白色のフィラメントを使っているのか光の加減なのか積層跡はほとんど気にならないレベルで触ると縦方向でザラザラしている感じです。
★プリントパラメーター
※:クーリングファン付けたので温度上げないとノズル先温度が下がって射出できないのです
filament_diameter = 1.75
nozzle_diameter = 0.35
layer_height = 0.1
fill_density = 0.25
perimeter = 2
temperature = 195
perimeter_speed = 60
ここまでいけるんであれば、これ以上改造しなくても(ステッピングモータは0.9度ステップに換装したいかもですが)よさそうな雰囲気が…。
何故かと言いますと、mendel-partsからパーツが届いたのですが、おまけ的にv10bのエクストルーダーのパーツが入っていたのですが換装どうしようかと…。
とりあえず、比較写真だけでもアップしておきたいと思います。(左からV10,V10b,MK7(Makerbot)となります。)
結局、v10で大きくなった直径は小さくなって、標準的な形に修正されたといったところでしょうか…。
さてさて、中断しているPG35L-048を使ったダイレクトドライブに関してです。 なんか標準の機構でもそこそこ良い感じでのプリントが出来るようになってきたので軌道修正してDualExtruderにしようと考えています。
穴位置を使いまわしてなんとかしようと例によって試行錯誤中なのですけれども、うまくいきそうな気配です。(それでもX軸の可動範囲は約40mmは短くなります)
サポート材が水溶性のものが使えるようになると随分楽になるんですけどね。 でも、これつけるとせっかく作ったノズルクーリングファンも作り直しになってしまうんですね…。
■参考情報
MendelMax | RepRap DIY 3DPrinter 備忘録
Image of Sappho’s Head (slic3r friendly included) – Thingiverse
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