Micro Quad Copter X-Typeのテスト基板制作(その4)
ようやくテスト基板でのUSBコントローラーの認識に成功しました。失敗の原因はノイズ対策用のコンデンサの入れ方とロジックレベル変換部分にありました。双方向ロジックレベル変換するとだめなのですね、それが分からずに気がつくのにずいぶん時間がかかってしまいました。
補足:SPI接続はマスター側からスレイブ側にはSCLK/MOSI/SSの3つの信号が、スレイブ側からマスター側にはMISO信号が送信される一方通行になります。なので、ロジックレベル変換に関してもマスター側の5Vを3.3Vに変換することだけを考えて上げれば問題なく接続できます。3.3Vを5Vに変換しないで入力しても閾値を超えているので問題なく認識してくれます。
なんだかんだで最終的な回路図はこのようになりました。
■回路図
ロジックレベル変換部分は74HC4050と74HC125の2種類をテストしたのですが、最終的にはピン数が少ない74H125を1個使う方向で回路を作ろうと思います。その方が軽くなるのが一番の選定要因です。
ようやく、懸念事項になっていたUSBコントローラーの認識に成功したので、全部入り基板の一部回路を修正してテスト基板を作りたいと思います。そういえば、MultiWii相当の基板(モータードライバ込み)もテスト基板を作ったのでこの基板でもテストしてから全部入り基板の発注をかけたいと思います。
まだまだ時間がかかりそうです…。
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