ちっちゃい2Port-Hub完成
紆余屈折の末にようやく完成となりましたUSB-Hubでございまする。なんだかんだで2種類のIC(TUSB2036/USB2512)を試していたのですが結果的に2種類ともちゃんと動作するようになりました
機能的に見てみるとチップの世代とかもあってかなり差が有るような気がしなくもない。チップサイズとかの関係でハンダ付けの難易度がUSB2512が上がっている感じなのは気にしてはいけないことであると思いたい。そして、ハンダ付けの難易度的にはTUSB2036が簡単仕様、USB2512はちょっと上級者向けとなりました。1608が付けられること前提の難しさ指標というかなんというか。
・TUSB2036(USB2.0)
Full Speed(FSモード) – 12 Mbps
USBポートの電流制御が一括制御
ESD-Protection
・USB2512(USB2.0)
High Speed(HSモード) – 480 Mbps
USBポートの電流制御が個別制御
ESD-Protection + Common mode choke
ESD用のチップはちゃんと入れてあるのでUSB-シリアル変換するときのPC側ポート保護とかで結構便利に使えると思われます。それと、電流制限は各ポート500mAhまでなので充電用途には向かないです。
■共通サイズ
どこまで小さく出来るかにチャレンジした感じなので速度が犠牲になっている感は若干。厳密に電源制御されているパソコンだとプロダクトコードが入っていないのでエラーするかも(USB2512)しれません。まあ、試して見たい方は基板とUSBコネクタ2個とBOMで2000円くらいでいかがですか?
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