超小型の汎用FCを作っています
MFTで公開した新しい機体向けに新型のFCを作っています。例によってメインコントローラー部と出力部を分離設計とした構成として、メインコントローラーにはSTM32F4系のCPUを採用してドローンコード(Ardupilot)が動作する設計。昇降圧DCDCを搭載しているので対応電源は1Cell-3Cellが単体で使えます、拡張側で対応すればもっと大きい電源にも対応可能。そして、ジャイロ周りのセンサーは2重に入れて電源系は各種類ごとに分離設計にしてノイズとかを押さえ込めるようにしてみました。単体で考えるとアウトプット側が6chの制約がありますが拡張側で増やすこともできるのでいいかなと思っています。
■PixyFMUスペック(概要)最終テスト版
メイン:STM32F427
ジャイロ&加速度&地磁気:MPU9250
ジャイロ&加速度:ICM-20608
地磁気:HMC5983
気圧:MS5611
サイズ:35mm x 35mm
重量:4.6g
電源:DC12Vまで対応のDCDC内蔵(Lipo 1S-3S想定)
入出力:RC(SBUS&Spectrum&PPM)、拡張コントローラー接続、DEBUG、拡張ポート(DF40-50Pin)
拡張ポート:Serialx4、I2C、SPI、ESCx6、CANx2 etc
けっこう頑張って軽量設計しました。ここまで軽いコントローラーとかはあまり出ていないんじゃないかなと思います。軽くても外付けで電源を作ってあげないと動かない基板とかが多いんですがこの基盤は電源回路内臓で自分で電源作るのが特徴かなと思ったり。そして、拡張基板をつけるとこんな感じになります。この基盤はESCx2とサーボ電源x2を基本出力してGPSとかの信号にも対応した基板で現在テスト&修正中。全部合わせて10gは切れるかなと予想しています。オーバースペック甚だしいですが、拡張側をESCx4にしたら超小型のクアッド機が作れますね。
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