form1の故障診断方法っぽいもの
突然調子が悪くなった我が家のform1ですがなんだかんだとやりとりの後、交換となってしまいました。稼働時間的には400-450時間程度でおかしくなってしまいました。状況ですが、サポートのベースはプリントできているものの底からの立ち上がり部分辺りからうまくプリント出来ない状況でした。おそらくレーザーの出力が設定値に達しないのでないかと予想。
交換に至るまでに中の人から試してほしいと言われたことを列挙しておきます。
- 新しいレジンでプリント確認
※:もし以前プリントが成功したものがあればその設定(5mm_Calibration_Steps.form)でプリントできるかを確認 - テストプリント用のサンプル()をプリントして写真を送る。
※:サポートの厚さは3mm以上を推奨みたいなので、通常/3mmにして2回プリントがおすすめ - レーザースポットテスト
以下コマンドで呼び出すことが出来るので画面指示に従って照射されたレーザーを写真に撮る。(レーザースポット部分にピントを合わせた状態で撮らないとNG)
・Windows
“C:\Program Files (X86)\Formlabs\PreForm\PreForm.exe” -diagnostic
・Mac OS
/Applications/PreForm.app/Contents/MacOS/PreForm -diagnostic - メインミラーとガルバミラーの確認
※:ガルバミラーはバラさないと確認不可能なので真上から覗きこんでミラーに汚れがないことを確認 - ビルドドプラットフォームの確認
※:レバーを倒した状態(固定した状態)でガタが無いことを確認。
上から見た時に見えるネジ(マイナス)を閉めこむことで調整可能 - レジンタンクの確認※:シリコン層に劣化がないこと傷がないことを確認
ここまでやってもプリントできないと交換の申し出があります。元箱が残っていないと梱包材を送ると言われますがそれを送る送料いったいくらかかるのかと…。もし送ってもらう場合には数百ドルかかると思いますよ~。
現状、送料はすべてこちら持ちになりますが返送品を日本→Formlabs、交換品をFormlabs→日本に送ってもらうことが可能になっています。約$450かかりまして送料先払いになります。ピックアップ自体は日本地域はDHLが担当しているようです。
送り返すときにFormlabsから梱包手順がもらえますので貼っておきます。
中の人曰く、よくわかんないんだけどだいたい2-3週間じゃないかなと言うことなので戻ってきたら再度レポートします。
参考にさせていただいています。
自分のForm1もそんなに酷使していたわけではないですが、最近調子がわるくなりました。
確認した限りではレーザーの走査範囲がXYで倍ほど異なっておりました、
サンプルデータのバタフライクリップの造形を行った際には
X軸方向は造形範囲外までレーザーが振れている状態でした。
これからサポートに確認してみようと思います。
その状況は、ガルバミラーの制御問題ですね。フォーラムでも何度か出ていました。制御用の基板ごとミラーの交換で直した方が海外に居ます。保証期間ならセンドバック対応でしょうか。自分で交換部品を手配して直すと$150位なので考えてしまいますね。
今回Form1の調子が悪くなって検索していたらこちらのサイトにたどり着きました。
修理に出すのも結構大変そうで、なんとか自分で修理できないものかと調べて入るのですが、
どうも手が出せないような感じです。
私のForm1はレーザーの出力テストでレーザーの光が2個(正面から見て∞のように見える)あり、
右側はすごく強く光っているのですが、左は右の1/4ぐらいの明るさになっています。
そもそも2個に見えてる時点で何かしらの問題点があるような気がするのですが、
これもガルバミラーの問題なのでしょうか?
はじめまして。お聞きする限りだとガルバミラーのニュートラル制御に失敗して振動しているような状況だと思われます。X/Yのどちらかの軸のサーボがおかしくなっているのではないでしょうか。プリントしたときに形にはなるけれども元データの通りの形にならないのであればそうだとおもいます。造形自体がうまくいかない場合はレーザーモジュールの問題と思います。ガルバミラーであれば個別購入できるところもありますので交換できるかもしれませんね。
はじめまして、FORM1を使い始めて間もないのですが、最初の2個くらいは普通にプリントされ、その後、何をプリントしても薄くプリントされるようになりました。
ミラーもエアースプレーで綺麗にし、オイルなどの汚れもありません。
preform上でモデルをどこに配置しても、5ミリほどの薄い板状にプリントされます。
サポートの土台ごと薄くなっています。レジンも入れたばかりで、シリコン層にも傷は無いと思います。もし傷があったら、preform上でモデルの場所を変えたときにプリントされたものに変化が出ると思うのですが、どこに配置しても同じ結果なのです。
レーザーテストをしたところ、他の方のような光が2個見えたりはないのですが、レーザーの問題なのでしょうか?
はじめまして。状況ですが、うまくいった物のファイル(.form)が残っているなら試してみましたか?お話からだとベース部分のみがプリントされているようですが、厚みは2mm程度でしょうか?また、本体を置いている室内の気温は26度前後ですか、30度以上あるようだと落として見るのもいいと思います。それでダメならレーザーモジュールの問題だと思います。
お返事ありがとうございます。
うまくいったファイルを試してみましたが、全て同じ結果になりました。厚みですがそのとおりです。気温は平均で26度でした。本社にレーザーの写真を送ってみたところ、レーザーが中心から左寄りになってるので修理するから遅れとのことでした。送料はこちら負担のようでいろいろ不満が残りますが、手続きしようと思います。
質問に相談のってくださってありがとうございました!
はじめまして、内部機構にお詳しそうなので、質問させてください。
メインミラーの種類がわかるようでしたら、教えていただけないでしょうか?
海外のサイトで調べると表面鏡が使われているように思うのですが、
私が所持しているForm1は、ホコリの反射像が付着面から離れて見えるので、
通常の鏡が使われているように見えます。
プリンタの前後方向に対し、像が多重になっているような奇妙な造形をする不調に悩んでおり、
色々調べていたら、本サイトにたどり着きました。
当初はガルバノミラーの前後方向の制御に問題があるかと思っていたのですが、
記事を参考にレーザースポットの診断テスト行った所、
3点程スポットが前後方向に並んで表れたので、鏡が原因ではないかと思い、上記質問をさせていただきました。
はじめまして、管理人のおかたけです。ミラーに関してですが”http://www.uqgoptics.com/stock-product/MFG-1552.aspx”を使っているのではないかと以前からいわれでいます。かなり昔になりますが掲示板の方で話題になったことがありますので探していただければ裏が取れるかと思います。
さて、事象についてですが薄い膜のようなものが造形物に付着するような状況だとレーザーが拡散していることによって起こるのでガルバミラーの清掃で解決する場合があります。しかし、レーザーテストでレーザーの点が3点見えるとのことですのでほぼx2レーザーユニットに問題が発生していると思われます。おそらく、センドバック対応になりますね。念のため、レジンとタンクを新しくして試してみてダメだった場合にはFormlabsに連絡した方がいいと思われます。
お返事ありがとうございます。
やはり表面鏡が使用されているはずですよね。表裏を間違えて組み付けられたのでしょうか?
原因がレーザーユニットにあると手が出せないですね。
Formlabsに連絡してみようと思います。