カテゴリー : Foldarap

FoldarapのカスタマイズCADデータ

Foldarapを作成する際に修正してプリントしたパーツのデータを追加で公開します。本家は5mmシャフトになっているのですが、6mmシャフトで色々といじっていたので5mmに乗り遅れてしまいました。データ修正が面倒でとりあえず6mm仕様としていますが、プリントに問題がないので修正予定はありません。

以前から公開している以下のデータと組み合わせるとこのBlogで作った機体と同じ物が作成できる、はずです。

作り方で不明な点があればご連絡いただければ質問に答えます。

Foldarapをケースに入れてみる

せっかく折り畳めるので持ち運び用というか保管用というかでケースを買って詰めてみました。 色々と検索して良さそうっだったのが「プロテクターツールケース 黒 XL」、標準の設計からいじっていなければそのまま入ります。ですが、エクストルーダー部分を変更している本機はバラさないと入らず…。

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FoldaRapのY軸周りを変更しました

動かしてみたら、Y軸のモーターマウントとアイドラーの強度が若干足りない印象です。とりあえず、Infillを35%⇒75%に上げて更に各部の厚みを干渉しない程度に1mmぐらい増量してプリントしたものに交換しました。

あとは、Yキャリッジのヒートベッドマウント用の上部の穴周辺をフラットな形に修正してエンドストップスイッチにうまく当たるようにバルジを追加しました。 (ホーム位置迄戻すとヘッドがヒートベッドの外に出てしまう対策で可動範囲は小さくなりますが、ヒートベッドでノズルを削るよりはましなので…。)

 
Yキャリッジの比較(下側の部分に出っ張りがある方が新しい物)
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さらに、タイミングベルトですが予告通りに椿本チェインのものに交換しました。こちらのほうが厚みが薄いし柔軟性に富んでいます。(FoldaRapに使うならば680mmの物を2本注文するのが良いようです)

■タイミングベルトを比較
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白いほうが今まで使っていたほうで灰色というかが新しいものです

卓上でプリントするにはいい機体ですね。音もそれほどうるさくないですし、振動も許容範囲。プリント精度はやはり改良されたOrcaにはかないませんけれども事前のテスト出力とかには十分使える印象です。(普通に使う分には全く問題なし)

最後に最近使っているSlic3rのConfig.iniを置いておきますので参考までに…。

当分このまま使います、前回も似たようなこと書いてすぐに改良しましたけれども…。

FoldaRap組み立て中(完成2)

前回で完成編だったのですが書き忘れていたことを追加情報します。

CAD

今回作った機体のX/Y/Z軸の可動範囲

  • X軸:141mm
  • Y軸:144mm
  • Z軸:146mm

※:Z軸は調整次第ではアド5mmほど何とかなりますがクーリングファンとの兼ね合いでこの値としました。

今回オリジナルからの変更として作成したパーツに関しては「Thingiverse」にて一部公開しておりますのでリンクを載せておきます。

FoldaRap Spoolholder by Okatake – Thingiverse

FoldaRap Mk7-DriveGear Extruder(PG35L+624ZZ&603ZZ) by Okatake – Thingiverse

FoldaRap Nozzle Cooling FAN by Okatake – Thingiverse

Timing Belt Coupler_V2 T2.5 by Okatake – Thingiverse

Timing Belt Coupler T2.5 by Okatake – Thingiverse

これ以外のCADデータを欲しい方は連絡くださいませ。

最後に、今回の機体に現状で入っている「Marlin」を置いておきますので参考までに。

■AzteegX1_FoldaRap-Marlin_v1_408b349a84

やはり、X/Y軸用のタイミングベルトは椿本チェインの物に交換した方がいいかもしれないと思い始めたので交換予定です。

FoldaRap組み立て中(完成)

ようやく、パーツがすべてそろって組み上げました。

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かなり悩んで自分で解決できなかったのは、Azteeg X1 v1.5のFUSEビットは以下が正解です。

LOW=D6、HIGH=D8、EXTEND=FD

人に聞いてようやく気がつきました…。まさか、設定値が違うとかもう少し早く気がつくべきでした。Orz

★とりあえずのファーストプリント(なんか、もう修正必要ないかもしれないぐらいちゃんと出ました)

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FoldaRap組み立て中(その4)

テストしていたエクストルーダーがいい感じにでできあがったので、とりあえずの環境を作ってテストしてみました。やはり、PG35Lは軸を安定させてあげると安定して出力できる用になるという見解は正しいようです。

サポートベアリングでぶれない様にしてあげれば全く問題なくフィラメントが送られますしリトラクト時にも問題がない様に見えます。

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■テスト風景
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あとは、電装系何とかすれば完成できると思われます…。ここからが長いのかな…。

FoldaRap組み立て中(その3)

なかなかどうして、組み立てというか修正したいパーツがうまくいかなくて組み立て出来ないでいましたがようやくパーツができあがってきました。早速組み上げてこのような形になっています。

■組み上がったXキャリッジ周辺部分
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Xキャリッジ周辺とZモーター周りはほとんどのパーツに手が入っているか新規に設計して作っています。

修正部分は大きく分けて以下7点ですけど、よくぞここまで修正したと思います。
・XキャリッジをCooling FAN取り付けに対応するために修正
・Zモーターをプリントしやすい様に形状を修正
・Zアイドラーを603ZZ→629ZZに変更して形状を修正
・ホットエンドは「Huxley Hot End Kit」のヒートシンク&ファンを取り外してファンを7mm厚の物に変更してアルミ板に放熱材を直接貼り付け
・Z軸モーターとシャフトの接合用のクリップを新機設計、Zモータ取り付け用のマウンタのエンドストップスイッチ取り付け部を変更(左側削除、右は位置変更できる様に修正)
・Z軸のトップ部分はシャフトをベアリングを使ってホールドする様に変更
・ノズルクーリングファンを新機設計して取り付け

FoldaRap組み立て中(その2)

ホットエンドとヒートベッドがとりあえず組み上がったのでうまく動くかをテストしてみました。

ホットエンドはHuxleyで使用しているキットなので組み立て方さえ間違っていなければ問題なく動作するはずです。
問題が起こるとすれば、初めての作った構造のヒートベッドがちゃんと動作するかが最大の不安点といったところでした。

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テスト時の注意点はペルチェ素子には電流の向きがあるので確認して入力してあげないとヒートシンクがないほうが加熱されて熱破壊されます。 データを読む限りでは、ペルチェの最大温度は150℃となっています。ここまで上げると内部破損するらしいですけれども、アルミパネルの放熱量がわからないのでどの程度まで上げられ得るのかが予想できません。

計算で求めることも出来るのですが、面倒なので実物でテストしてみることにします。

クリップボード2

グラフから20分かけても95℃以上には上昇しないことがわかります。ABSプリントには120℃程度迄温度を上げたいところなのですが現状では難しいようですね。

ヒートベッドには40mm角のペルチェを使用していますが今回使用したタイプは8Aタイプです。このうえには10A/15Aがラインナップとして存在しているのでABSプリントの際にはこちらに交換する必要がありそうです。

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FoldaRap組み立て中(その1)

ようやくパーツが集まったのでゆっくりと組み立て中です。 ただ、やはりというか組み立てながら納得行かないところとかは随時変更しているので時間がかかりそうな予感です。SONY DSCSONY DSC

大枠のフレームとヒートベッドはだいたい形になってきました。

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Foldarapのパーツがようやく集まりました。

年末年始を挟んでしまった結果、全然パーツが到着しない状況になっていましたけれど、ようやくすべてのパーツがそろいました。そのまま組んでも面白くないので若干修正して組む予定です。

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現状でそんなに急ぐ予定もないのでゆっくりと組んでいきたいと思います。

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