アーカイブ : 2024年 4月

VFD-NTP_Clock(完成)

やる気が無くて大変長らく放置していたのですがプログラム含めてやり直して完成させました。
Wifi経由でNTPを見に行って時刻合わせをするVFD時計です。RTC(バッテリーバックアップ付き)搭載でNTPが見れない場合にもある程度の正確性はあるはず。照度センサーで暗くなると自動減光したりとか、VFDの直下にあるRGB-LEDによるライトアップなんかが可能です。USBからの給電のみでの動作モードも付けてみました。(消費電力の絡みで機能制限あり)設定の変更は全部HTTPで設定ページから設定変更する感じで、設定データはEEPROMに保存しているので電源切っても設定値は保存されます。スルーホール部品使って簡単自作用にとも考えたのですが、センサー系を全てI2Cぶら下げる関係上どうしても一部の部品がチップになってしいます。考え方を変えてほとんどすべての部品を表面実装に変えてできるだけ手付けできるサイズの部品を選定しています。
■各部写真
 
■設定画面
■仕様
  • VFD:IV-11 x6/IV-15 x2
    ※:文字サイズ21mm x 11mm
  • RGB-LED:WS2812B x6
  • MPU&Wifi:ESP-WROOM-02
  • USB-Serial:FT231XS
  • VFD-Driver:MAX6921
  • I/O:PCF8574
    ※:外部入力スイッチx3/状態表示LEDx3
  • RTC:DS1307 + BackupBattery
  • Brightness:VEML7700

■基板サイズ:194mm x 48mm

プログラムはArduino-IDE(1.6.5)にて作成、回路図とかBoMとかプログラム一式は後でまとめて公開予定。基板を4層にしてしまったりとか、コンポーネントの値段そこそこ高いのでそんなにお安く出来ないですが、ほしい方いらっしゃいましたら個別に連絡いただければと思います。

WikipediaをEPWING形式に変換する(Cygwin環境作成ーWindows10版)

サイトを移行する事になり、それに合わせて久しぶりにEPWINGの変換でもと思って環境を引っ張り出してきたんですが。。引っ張り出してきた環境はVista、当然のことながら色々と無理だったので環境を作り直す事になりました。

Cygwinは64bit版をインストール、必要なパッケージは少し変わっていました。

「Base」「Devel」「Perl」「Archive」「lib」のインストールに加えて以下のパッケージを個別インストール

・Graphics/GraphicsMagick
・Graphics/ImageMagick
・Graphics/libMagick-devel
・Graphics/perl-Image-Magick(+src)

結構重要なのですが、Perl 5.26以降では@INCからカレントディレクトリが削除されてしまっています。このままだと上手く変換スプリクトが動作しなくなっているので少し環境変数をいじる必要があります。

Cygwinでの変換実行ユーザーで[.bash_profile]に以下の設定を追加

export PERL_USE_UNSAFE_INC=1
続きを読む