アーカイブ : 2015年 4月

MQCX(Rev2)をブラシレスモーターに対応させようとしてみる

とりあえず、コアレスモーター版の最終データは投げたのでプログラムを粛々と弄っていきたいところなのですが…。どうにもやる気が起きなくてブラシレスモーターの回路が載るかな??なんてことを試していたところ、何とか載ることまでは分かりました。50x50mm四方におさめるのはかなり大変。さらに言うなら、コネクタ&穴位置は動かしてはいけないという縛りまで発生してしまいましてなかなかに面白いパズルだったと思います。基板外形がかなり面白いことに、これ以上はさすがに無理かな…。

■基板イメージ

MQCX_FlightBoard_BLDC_Rev2_v12-ADP

MQCX(Rev2)の機体サイズ

説明資料もかねて各部寸法図を作ってみた。だいたいこのぐらいのサイズのコアボードにモーター取り付け用のマウンタをプラスしたサイズで飛びますよ。最小だと、モーターの軸間距離で60mmですな。ただし、PCBに遮られてしまうところがあるので推力は若干落ちますけど…。

 

■寸法図

MQCX_FlightBoard_Rev2_LayoutData

MQCX(Rev2)DCDC問題解決

MPUワンチップ化&ARM化計画の3版の基板ができてきて実装しました。永らくトラブルの種だったDC-DCコンバーター周りの問題がようやく解決しました。手載せした場合には推奨パターンじゃ上手くいかないとかやめて欲しいですね。懸念だったDC-DC周りが何とかなったので、拡張コネクタへの接続に関して若干修正(POWER_SW+RESETを出力)してコア部分としては完成形にしたいと思っています。そういえば、TLC5940周りのプログラムがほとんど手付かずなので修正が必要…。ワンチップ化しようとしたのが去年の年末辺りだったので、4ヶ月かかった計算になりますが当初の計画は達成したのかなと

■現在の機体(モーター間隔66mm+ローターガード)


※:基板右上のジャンパはテスト用

あとは、機能拡張基板を色々と作っていきたいです。(拡張端子で取り出せるピンとしては以下が取り出し可能)

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MQCX(Rev2)テスト中

そこそこ安定して飛行するようになりました。大体の機能のテストは終わったんですけど、依然としてDC-DC周りの問題が継続して残っています。これさえ解決できれば基本部分のコンポーネントは完成としたいと思っているんですけどなかなかうまく行かないものです。現状、修正した基板(3版)を注文しているんですけど、どうなるんでしょう。

■現在の状態

■増設コネクタはこんな感じになる予定
IMG_6959IMG_6957IMG_6962

さすがに0.4mmピッチを手付けするには実体顕微鏡が必要になると痛感しました。某所にて何とか手はんだしましたけど、量産となるとムリと気が付きました。さてさて、お高い実体顕微鏡を買うか…。それともiPhoneをカメラにして何とかするか…。悩めるところです。

2Port-USB_Hub

あったらいいなと思いながら某販売店とかを見て回ったのですが、なかなか欲しい物が無くて…。MBPのUSBポートって左右に1個ずつしかないんですよ。電源取りながらシリアル通信とか、2ポートシリアルと電源とかは難しくて。でもおおきなUSBHUBを持ち歩きたくもなく…。

どこかに売っていないかなと思っていたんですけど、よく考えたら自分で作ればよかっただけでしたと。ちゃっちゃと検索するとどうやらUSBHUBを作るための汎用チップが出ているみたいなのでその当たりを使って大まかに設計してみました。本体から飛び出すサイズ的には20.6x29mmあたりで何とかなりそうな気配です。$9.9だから今度の基板注文の時に混ぜ込んでみようかな。

■基板イメージ

2Port_R-USB_HUB-v1.brd