シルエットカメオを使って0.5mmピッチの部品用マスク作成
ようやくなんだかんだで成功する条件を見つけましたのでメモしておきます。
シルエットカメオでマスクを作成する際に特に意識しないで作れるのは0.65mmピッチのIC用のマスクが最小となります。
これ以下のサイズについては抜け不良やマスクの抜きたい部分の形が不安定になる(左右は大丈夫だが90度回転した位置が不安定)ため手であとから修正が必要になってきます。(0.4mmはマスクを使わずに手でハンダ付けしたほうが成功率が高いと思いますのでここでは除外して書いていきます)
なんとか、シルエットカメオを使用して抜くことが出来る最小サイズ0.5mmピッチ用の条件です。
- 短辺サイズを0.3mm以上とする
- 長編サイズを0.7mm以上とする
- スピードを「1」、厚さを「6」に設定してカット刃「2」に設定する
■カットしたマスク(左が上記に修正、右は修正無し)
この条件でほぼマスクが抜けるようになります。抜けていない部分は地道に手で抜いて上げる必要がありますが、条件を守れば殆ど無いはずです。
うまくマスクが作成できたら、へらを使ってクリーム半田を上から押し付けるような形で塗りつけます。その上で最後はこそぎ取る感じでマスク用の紙が露出する状態で塗布を終わります。