アーカイブ : 2013年 1月

FoldaRap組み立て中(その2)

ホットエンドとヒートベッドがとりあえず組み上がったのでうまく動くかをテストしてみました。

ホットエンドはHuxleyで使用しているキットなので組み立て方さえ間違っていなければ問題なく動作するはずです。
問題が起こるとすれば、初めての作った構造のヒートベッドがちゃんと動作するかが最大の不安点といったところでした。

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テスト時の注意点はペルチェ素子には電流の向きがあるので確認して入力してあげないとヒートシンクがないほうが加熱されて熱破壊されます。 データを読む限りでは、ペルチェの最大温度は150℃となっています。ここまで上げると内部破損するらしいですけれども、アルミパネルの放熱量がわからないのでどの程度まで上げられ得るのかが予想できません。

計算で求めることも出来るのですが、面倒なので実物でテストしてみることにします。

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グラフから20分かけても95℃以上には上昇しないことがわかります。ABSプリントには120℃程度迄温度を上げたいところなのですが現状では難しいようですね。

ヒートベッドには40mm角のペルチェを使用していますが今回使用したタイプは8Aタイプです。このうえには10A/15Aがラインナップとして存在しているのでABSプリントの際にはこちらに交換する必要がありそうです。

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FoldaRap組み立て中(その1)

ようやくパーツが集まったのでゆっくりと組み立て中です。 ただ、やはりというか組み立てながら納得行かないところとかは随時変更しているので時間がかかりそうな予感です。SONY DSCSONY DSC

大枠のフレームとヒートベッドはだいたい形になってきました。

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Foldarapのパーツがようやく集まりました。

年末年始を挟んでしまった結果、全然パーツが到着しない状況になっていましたけれど、ようやくすべてのパーツがそろいました。そのまま組んでも面白くないので若干修正して組む予定です。

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現状でそんなに急ぐ予定もないのでゆっくりと組んでいきたいと思います。

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Orca 0.42のDualExtruder作成中(とりあえず完成)

前回でようやく形になったDualExtruderでのプリント結果です。プリントしてわかったこととしては、ホットエンドはメイン側を心持ち下げたほうが(下げないと)正常にプリントが終わりません。(プリントが終わった部分を引っ掛ける)

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素材がPLAでperimeters/infillを白/黒と白/クリアでテストしてみたテストピース

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今度は、造形物を白でサポート材を黒にしてテストしたテストピース。素材はPLAです。

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Orca 0.42のDualExtruder作成中(その3)

ようやく注文していましたMk7ドライブギアが到着しましたので早速組んでみました。

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ホットエンドが1つの時にはあまり考えなくても良いのですが、ホットエンドが2つあると先端部分の高さを揃えないと積層に失敗するので揃えて上げる必要があります。 あと、X軸の可動範囲が240mm⇒200mmと40mm程狭くなってしまいました。(デュアルになったことでヘッド幅が広がったことによる可動範囲の減少)実際の積層範囲はシングルで170mm程度、デュアルだと140mm程度になってしまいそうな感じです。(ヘッド間隔分プリント可能範囲が狭くなってしまう現象) 元の積層可能範囲から考えると相当小さくなってしまうことになります。ただ、これ以上ヘッド間隔を詰めることは構造的に難しいような気がするのですけれど…。大物のプリントの場合にはシングルヘッドに換装してプリントすればいいだけなのでよしとします。 続きを読む