Orca 042をABS対応に改修(その2)
改修してしばらくは問題なく動作していたのですが、突然X軸が脱調したかの様に位置がずれる様になってしまいました。 脱調しているわけでもないのでモータードライバが壊れたのかと思って交換するも改善せず…。
■左が問題パーツ、右が正常
カテゴリー : 電子工作
改修してしばらくは問題なく動作していたのですが、突然X軸が脱調したかの様に位置がずれる様になってしまいました。 脱調しているわけでもないのでモータードライバが壊れたのかと思って交換するも改善せず…。
■左が問題パーツ、右が正常
mendel-partsのエクストルーダーをV10bに換装したときの設定値をメモしておきます。
なぜか材料によって設定値を変更してあげた方がうまくプリントできるようです。
■PLA
#define DEFAULT_AXIS_STEPS_PER_UNIT {64, 64, 1920, 380}
■ABS
#define DEFAULT_AXIS_STEPS_PER_UNIT {64, 64, 1920, 320}
PLAでのプリントはうまくいくようになったのでABSでのプリ
結局、
iPhone5が週末に発売です。
買うことは確定なのですが、SIMフリー版がdocomo-SIMで動くかが不明なのでとりあえずau版を買おうと思っています。iPhone4で使っているケースは「GILD design」の物を使っていたのですがiPhone5用が出るのは10月の半ばになってしまう様です。せっかく3Dプリンタもあることですのでそれまでの繋ぎのケースを自作してみようと思いまして作成中でございます。
今回もOpenscadでがんばってみましたけれど、結構限界かもしれません…。
とりあえず、現状データだけは出来た感じで出力はこれからです。
前回はテストプリントで0.1mm積層を試してみたのですが問題なく積層出来ましたのでどのあたりまで積層の厚みを追い込めるかを確かめるべくテストしてみました。
機体の改修しているのでキット標準とは若干違うと思いますが、パーツを交換すれば同じ精度が出るはずです。(ホットエンド改修がちょっと面倒ですけれども)
精度に影響しそうな改修箇所は以下になります。
今回のプリントは「Standing Owl with flat bottom layer by Hackens」をモデルとして使っています。
基本パラメーターは以下を使用して、「layer_height」のみ変更しています。
filament_diameter = 1.75
nozzle_diameter = 0.35
fill_density = 0.25
perimeter = 2
temperature = 190
bed_temperature = 50
perimeter_speed = 45
retract_length = 0.75
左側から0.1/0.075/0.05/0.035/0.02mmの順番
「Orca 0.42用のノズルクーリングファン」を取り付けてからそこそこ快適にプリントできる様になっていたのですが、やっぱりというか片側だけで支えていたのが原因でホットエンド側が若干下がってきました。クーリングファンを回し始めるまでの時間で温度が上がってしまうのが原因の様で、プリントした物に接触すると位置がずれたり積層がうまくいかなかったりで付けている意味が無くなります。
しょうがないので両側で支えられる様に若干改良しました。
ただし、チョットプリントしにくい形になってしまっているのは否めないです。
そうでした、110WのAC-DCアダプター(ヒートベッド用)が壊れました。(実際にはおそらくリセッタブルヒューズが燃えました) 毎回かなり高温になっているので危ないかなと思っていたのですけど、これを使うときには冷却をちゃんとするか方法を考えたほうが良いと思います。
その後、余っていたATX電源を流用したのですがどういじっても12.5V以上に電圧が上がらないです。 しばらくは、そのまま使っていたのですがヒートベッドがあたたまるまで10分程度かかるようになってしまったので、純正状態だと70W+110WのAC-DC電源を2つ使用するような状態ですが変更したいと思います。
なんだかんだで色々と試行錯誤しながらようやくここまでたどり着いた感じです。 エクストルーダー部分は2つに分割して組み合わせる形に設計を変更した所なんとか収めることに成功しました。
■OpenSCAD
最近、3Dプリンタにかまけてarduino関係全然なのです。
ネタに出来そうな感じの回路があったので、組み合わせてちょっとばかり実験して見る事にしたいと思います。
実際のところは、注文していたMOSFETが来ないのでDualExtruderへの換装が途中で止まっています。
内容的には単純で、「温度センサの入力をアナログピンで受け取って計算した温度を元にPWMでファンをコントロールする」です。(ファンの駆動にはarduinoからの電源供給では間に合いませんので外付けでMOSFETの回路を作って12Vを供給しています。)
この回路が3Dプリンタで使うために作ったものの流用なのですけれどもね…。
せっかくなので回転数も見れるようにした方がいいのだろうかと思いちょっと改良してみます。
ちょっと調べると、回転数は1回転につき2パルスで出力されているようですので簡単な計算で求められそうです。