Form1のレジンタンクに残っているレジン量

あと何ml残っているのか?プリントするのに足りるのか足りないのが…。わかりにくいですよね。簡易的にレジンの重量を量ってみました。写真はシリンジで10mlをボトルに移したところです。なので、1ml当たりのレジン重量は1gとなります。厳密にはもう少しあると思いますけれど1ml/gを基準として考えても問題ないと思います。

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なので、レジンタンクの重量を事前に量っておけば、差分がレジンの残量となります。3つほどあったので計った見たところ、純正のタンク重量は349g-350gの範囲でした。

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Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その35)

更新がないのは意味が分からずトラブっているから…。そう、よく分からない状況ではまっています。配布用の機体に使う基板をようやく設計し終わって基板を作ってもらったのですが、リフローすると電圧が上がらなくなるという問題が出てまして意味不明。どこかでショートしてるんですけど調べた限りでは原因が分からず。手ハンダで1個1個付けていくと問題が起きなくなると言う不思議な状況。チップICのパッド設計に関しての問題なんでしょうが、何処が悪いのか?なので、怪しそうな部分のパッド設計を見直して設計やり直して再注文しました。うまく出来てくるといいのですが…。

■再設計した基板

MQCX_FlightBoard_4v14

■手ハンダした基板はちゃんと飛ぶ

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Form1のガルバミラーとサブミラーの清掃

なんか、プリント物に薄い膜のような物付くので、ミラーモジュールを外して清掃してみました。赤い四角の部分のコネクタを外して、青丸の部分のネジ2本を外せば本体からミラーモジュール(レーザー付き)が外せます。

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Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その34)

最近足踏み状態なのですが、そろそろ何とかなってきていますので機体名称も変更したいと思います。「MQCX」⇒「Quropter」として開発を継続します。

何が起きているかといいますと、配布用基板のために電源系を一部修正してFCU側のUSBコネクタからのUSB-VCCを5V系に直接接続した基板を作ったのですが…。10回接続するとほぼ確実に昇圧用のDCコンバータが逆電流で破壊される状況になっていることがわかりました。せめて、ダイオードを面倒臭がらずに入れておくべきだったと激しく後悔しています。内層で接続しているのでパターンカットも出来ずにどうしようもありません。その辺りを修正して配布用基板は作り直しとなりまして昨日発注しました。おまたせしております皆様もう少しお待ちください。

■基板イメージ図
MQCX_FlightBoard_4v13MQCX_FlightBoard_4v13_b

※:これでコアレス版の機体は完成形としたいと思います。思っています…。

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Shapewaysの素材&カラーサンプル

Shapewaysのカラーサンプルと素材サンプルを取り寄せてみたので写真を撮ってみました。 IMG_6622 IMG_6624

左側が「Material Sample Kit – Color & Finish」(左側から順に以下の素材と色)

  1. Black Strong & Flexible(ナイロン)
  2. Red Strong & Flexible(ナイロン)
  3. Purple Strong & Flexible(ナイロン)
  4. Pink Strong & Flexible(ナイロン)
  5. Blue Strong & Flexible(ナイロン)
  6. White Strong & Flexible – Polished(ナイロン)
  7. Metallic Plastic(Aluminum) – Polished(ナイロン)
  8. White Detail(アクリル)

右側が「Material Sample Kit(左側から順に以下の素材と色)

  1. Stainless Steel(ステンレス)
  2. White Strong & Flexible(ナイロン)
  3. Black Detail(アクリル)
  4. Metallic Plastic(Aluminum)(ナイロン)
  5. Full Color Sandstone(石膏)
  6. Frosted Ultra Detail(アクリル)

ステンレスは面白いですね。金属素材が出来ると言うことで車のパーツなんかもプリントできそうです。

Form1動作中のレーザーモジュール温度

レーザー出力劣化の原因はモジュール温度が高くなることが原因でないかな?

なんてことを考えまして適当に温度ロガーを作って動作中の温度測定をしてみました。

■製作時間30分のデータロガー

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Arduino+DS18B20x2を使って15秒おきに外気温とレーザーモジュール温度を取得してグラフにしてみます。

電源入れなければ内部温度は外気温+1~2度ですが電源入れたままにして放置すると、外気温が25度ぐらいの時に内部で30度程度になっています。Form1の内部を見ると、レーザーモジュールはガルバミラーと一次反射用ミラーを収めたアルミブロックに取り付けられています。そして、ブロックにはレジンタンクを支えるメインフレームやZ軸昇降用のガイドや駆動軸なども取り付けられています。

放熱経路はレーザーモジュール⇒ミラーブロック⇒周辺パーツに熱を逃がすことでファンレスでの冷却を行っていると思われます。

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Form1のレジンテスト

現状で使えるレジンをテストしてみることにしました。Formlabsで新しく出たBlackがありませんがそれはおいおい試せれば試したいと思っています。MadeSolidの4色(Red,Blue,Black,White)とFormlabsの3色(Clear,Black,White)になります。写真がうまく撮れなかったのですが、MadesolidのBlueはおすすめできません。レジンタンクの底への攻撃性がかなり高いです。一回のプリントではっきりと跡が残るぐらいですのでどうしてもBlueが必要なとき以外の出番は少なそうです。

欲しいアングルとかありましたら連絡もらえばテストプリントできるかもです。

Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その33)

先月の終わりぐらいからモーターマウンタを量産するにはどうすればよいかを検討していたのですが、色々なところに発注していたマウンタがまとめて届きましたので検討したいと思います。

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■某所に注文したABS
(FDM:素材:ABS)

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こんなものは求めていない。自分で出力したほうが程度が高い…。少し触ったら折れるとか、モーターマウンタで強度いるって言ってるのにどうなっているのかと小一時間ほど問い詰めたい。Orz

■Form1でプリントした物
(光造形:素材:アクリル)

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一番手早く作成できるのでテスト向けにはいいが衝撃にはあまり強くない。
壁に当てるぐらいならいいが1m位から落とすと折れる。

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Micro Quad Copter X-Typeのフライトモデルの制作(その32)

外で飛ばしてみました。風があんまり無ければ普通に飛ばせます。でも、風に吹かれて安定は悪いですね…。向こう側の壁まで約5m程度の距離があります。

Form1でのFineTuning(X/Y Scale)方法

修理から返ってきたForm1での寸法精度を確認してTuningしてみました。しかし、スケール方向がわかりにくい…。

画面で奥行き方向がX軸で画面正面がY軸になります。下の画像を見てもらうとわかりやすいと思います。

スクリーンショット 2014-06-08 12.13.55

調整用に出力した物は20mm四方のテストキューブ。(仕様書

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