息抜きに作り始めたのですが、大変苦労しました…。iDuino2とほぼ同じ大きさに表面実装パーツでSanguino互換のテストボードを設計してみました。対応AVRは644/1284に対応しています。(せっかくなのでシリアル変換チップ搭載)
2層で設計したのですが、途中でどうしても配線できなくて何度4層にしようかと思ったことか。2週間ほど部品配置とかで悩んだあげくに完成しました。基板サイズは80mm×24mmになりました。Sanguinoの標準ボードが100mm×30mmでブレッドボードに刺すと結構ぎりぎりになることを考えるとかなり優秀な値ではないでしょうか?
なかなか、忙しくて全然進んでいない状況だったのですが何とか小さい方のテストボードは作りました。MultiWiiにモータードライバを積んだテスト基板です。ファームを書き込んでMultiWiiConfで正常に各種センサが認識するところまでは確認が終わりました。ようやくここまで来ました。
そして、今の処最大の問題となっているのがHMC5883Lの実装です。端子が側面に出ていないので手半田では難しいのですが、リフローでもうまく付いてくれないことがあります…。対策をいろいろと考えてはいるのですが、どれも決定的とは言えず悩み中です。センサをほかの物に換えるのも考慮中です。
Fusion PCBが安い&簡単に注文できるので最近面倒そうなのは簡単にテストした後すぐにテスト用基板設計して注文しちゃっています…。今回は、ロシア製のIV-11を6本/IV-15を2本使う予定です。
■実装イメージ
クアッドコプターの合間に気休めで作っていこうとしていたVFD管を使った時計です。以前作った7セグクロックと同様にNTPで時間をあわせる仕様の時計として作る予定です。まだ、概要だけ考えているのですが一様以下になる予定です。
ようやくなんだかんだで成功する条件を見つけましたのでメモしておきます。
シルエットカメオでマスクを作成する際に特に意識しないで作れるのは0.65mmピッチのIC用のマスクが最小となります。
これ以下のサイズについては抜け不良やマスクの抜きたい部分の形が不安定になる(左右は大丈夫だが90度回転した位置が不安定)ため手であとから修正が必要になってきます。(0.4mmはマスクを使わずに手でハンダ付けしたほうが成功率が高いと思いますのでここでは除外して書いていきます)
なんとか、シルエットカメオを使用して抜くことが出来る最小サイズ0.5mmピッチ用の条件です。
■カットしたマスク(左が上記に修正、右は修正無し)
この条件でほぼマスクが抜けるようになります。抜けていない部分は地道に手で抜いて上げる必要がありますが、条件を守れば殆ど無いはずです。
うまくマスクが作成できたら、へらを使ってクリーム半田を上から押し付けるような形で塗りつけます。その上で最後はこそぎ取る感じでマスク用の紙が露出する状態で塗布を終わります。
土日かかって全部入り基板の修正とかを終わりました。ようやく、テスト用の基板で使える物が上がってくるはずです。
■全部入り基板
サイズは10cm×]10cmの両面基板です。部品実装は片面だけなのですがこれを42.5mm四方に最終的には納めないといけないことになりますが果たして収まるのかはなはだ不安です…。部品を両面実装にしてなんとか納める予定。
MQCXのFCU部分のテストボードとして抜き出してテストして
■I2C部分を外出しにして確認中
■失敗作というかテスト用に切り貼りした基板たち
バス周りを修正してテストしたところMultiWiiとして認識していることまでは確認出来ました。全部入り基板の方で今回見つかった問題点は修正して作成してテストですね。
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暇つぶしと言うか、気晴らしで作っていたTLC5940用のテストボードです。
■現在の形
3mm/1608/PLCC4(RGB)のLEDに対応したボードを作っていたのですが連結してテストも出来る様に改良してみました。
ようやくテスト基板でのUSBコントローラーの認識に成功しました。失敗の原因はノイズ対策用のコンデンサの入れ方とロジックレベル変換部分にありました。双方向ロジックレベル変換するとだめなのですね、それが分からずに気がつくのにずいぶん時間がかかってしまいました。
補足:SPI接続はマスター側からスレイブ側にはSCLK/MOSI/SSの3つの信号が、スレイブ側からマスター側にはMISO信号が送信される一方通行になります。なので、ロジックレベル変換に関してもマスター側の5Vを3.3Vに変換することだけを考えて上げれば問題なく接続できます。3.3Vを5Vに変換しないで入力しても閾値を超えているので問題なく認識してくれます。
なんだかんだで最終的な回路図はこのようになりました。